こんにちは
ポンコツ雀士のシュイーンです。
皆さんは不調時や大敗時の牌譜検証をしたことがありますか?
私は実はそんなにないのです。
理由は単純に見たくないからです。
しかし、こうやってブログに書いていく関係上、やっているのですが、やっぱりミスが散見されます。
今日はそんなダメな牌譜を恥をしのんで紹介します。
南2局 南家 ドラ八萬
ここまで、1回の上がりどころか、チャンスすらもらえない状況
こういう地蔵になる日は麻雀ではよくあること
しかし、よいのは放銃がないので、2万点台で持ちこたえてます。
ドラは無い手牌だが、多少戦えそうと判断・・・・
当時の私はこれを60点と判断したのだが・・・・・
こうやって見ると、45点に思える。
こうやって牌譜検討の時に配牌の点数が違うのも検討する価値があるといえる。
当時の私は焦りやイライラがあったのだろう。
2巡目 3索をツモって打8筒
これは明らかなミスだと思う
当時の私は678は見切って一気通貫の目を残したのだと思う。
牌効率上は当然南ある。
しかし私は打点を見たのだ。
となると、ここから打点を見れるのは
タンヤオ、平和、123や234の三色、ダブ南、678の三色、一気通貫、ドラ引き
ぐらいだろうか。
これらで、最もできにくい役は一気通貫だと思う。
なぜなら、一気通貫にするためにはターツを2つ落とした上にドラそばの六萬を切らなければならない。
となると、切るべきは9索だ。
その後
親が123の筒子を仕掛け
これで南が帰って切りづらくなった。
2索を切った次順
ここで何を思ったか六萬切り
打点を見て六萬をここまで引っ張っていたのだ
8索をツモったらどうする気だったのだろうか
南を切る気だったのだろうか。
打点も無いのに?
南切りをここでするなら最初から切っておくべきである
南切りはスピード勝負を親に挑む打牌だからだ。
ポンされるかわからないけど切るというのは、上がる意志があるからである。
ここで役牌を鳴かせなければ、子方の他家が上がって親落ちする可能性もあるのだ。
ではここで切るべきは何なのか?
9索である。
平和や三色を見ながらの保留の一打である。
南が重なれば、ダブ南をみながら、役牌を1種類抑えてリーチを打つこともできる。
南の持ち持ちを期待してのリーチである。
私は牌効率で劣る打牌を度々しているが、意味や作戦があってのこと
それなのにこんなブレブレの打牌では勝てるわけがないのである。
結果
下家からリーチ
中途半端に手を進めたために、安全牌の中も切ってしまっている
さらに
対面からもリーチ
安全牌は4筒と一萬のみ
その4筒もここで切らざるをえない
さらに親が白をポンして打九萬
親に上がりの意志はまだあるといえる
その後対面から南がツモ切られ、親から手出しの南
南暗刻から切ったのだと決めつけたのが運の尽きだった
1巡前の現物の3索を切ったら
親満の放銃
南の手出しが合わせ打ちに見えたこと等を考えると、3索の放銃を回避できたかはわからない
ただ、現物の南があるので、これを切ることはできたし、何より親が降りたと勝手に判断したのがマズかった。
加えて手順も悪い
ブレーキのタイミングも非常に悪い
当時はこれは仕方ないと思ったものだが、牌譜検討をするとミスだらけであることがわかる。
こうやって見ると放銃は必至だったのかもしれない。
皆さんも牌譜検討をしてみましょう。
新たな発見と苦悩が待っていますwww